Greetingご挨拶
鎌田段ボール工業株式会社は、昭和34年に設立以来、段ボール箱の製造・加工・販売事業に邁進してまいりました。
これまで、段ボールは主に包装資材として活用されてきました。しかし、現在は紙素材であることの環境性の高さや利便性に注目され、包装資材のみならず段ボールベッドをはじめとした災害用品やパレット等、様々な用途に活用され始めています。素材としての価値は、今後さらに注目を集め、益々その利用価値は高まっていくことでしょう。そうした環境下、当社では品質至上を経営理念の核としてとらえ、段ボールの包装資材としての側面を縦糸に、また紙という素材利用価値としての側面を横糸に、あらゆる方向に視線を向け事業展開を進めております。パッケージとしての必要性はもちろん、企業としてめざすのは、安全かつ安心できる素材で、迅速に届けること。さらには、商品を効果的にPRする情報発信ツールとして、さらなる可能性を追求していきたいと考えます。
世界的な環境保持が叫ばれる昨今、段ボール産業が会社に果たす役割は、益々大きくなるでしょう。地域を担う一員として着実に一歩ずつ進む当社を、何卒よろしくお願い申し上げます。
鎌田段ボール工業株式会社
代表取締役 鎌田 卓也
Initiatives環境・社会への取り組み
SDGsへの取り組み
高いリサイクル率を誇る段ボール製造
を通じて持続可能な社会づくりへの貢献
段ボールは使用後、ほぼ廃棄されること無く90%以上がリサイクルされ、再度段ボールに生まれ変わります。国内においてこれほどまでリサイクル率が高く、また、このような資源循環のサイクルが整っている段ボールはSDGsの観点からも重要かつ優れた資材です。世界的にもCo2削減が大きな課題となる中、当社は、資源の有効活⽤と新たな段ボールの可能性の創造にチャレンジを続け、持続可能な社会づくりへの貢献への努力を惜しまず行動してまいります。
地域防災への貢献
当社は岩手県奥州市ならびに秋田県能代市に拠点を構え、当地を中心とした東北に根ざした企業です。東日本大震災の発生時は、私たちができること、やるべきことを考え、段ボールベッドや椅子・テーブルなどを避難所や学校へ寄贈し、ご利用いただきました。今後も地域貢献第一の姿勢は変わることはございません。
地域社会への貢献
近隣小学校・中学校の生徒さんを工場に招き、見学会を行っております。段ボールがどうやってつくられているか、どのような技術・機械を使用しているか、など、普段から当たり前に目にし、手に取っている段ボールを知っていただくために、また、将来の仕事に対する意識が芽生えていただければと考えております。
環境問題への取り組み
当社本社工場並びに秋田工場においては、段ボール製造・販売における環境問題への取り組みのひとつとして、FSC®認証(FSC®-C163810)を取得しております。FSC®認証とは、適切に管理されていると認められた森林から生産された木材や、その他のリスクの低い木材を使用した製品にFSC®ラベルを付け、認証製品として販売できる制度です。
適切に管理された認証林やその他のリスクの低い由来からの原材料で作られた製品をラベルで識別し、消費者はその製品を購入することで責任ある森林管理を支援することができます。
FSC®は、SDGs17の目標のうち、「目標15:陸の豊かさも守ろう」を中心に、14の目標の達成に貢献します。
Overview会社概要
会社名 |
鎌田段ボール工業株式会社 |
---|---|
代表者 |
代表取締役 鎌田 卓也 |
所在地 |
〒023-0032 |
TEL |
0197-24-5185[本社工場] |
FAX |
0197-24-5190[本社工場] |
資本金 |
90,000,000円 |
創業 |
昭和22年11月20日 |
設立 |
昭和34年11月5日 |
従業員数 |
101名(2023年6月末現在) |
事業内容 |
段ボール、段ボール箱の設計および製造・加工・販売 |
認証取得 |
本社工場 本社工場/秋田工場 |
---|---|
事業所 |
本社工場 / 秋田工場 / 東京営業所 |
主要取引先 |
【※順不同・敬称略】 |
事業所情報
History会社沿革
昭和34年11月
法人組織に変更 鎌田藁工品段ボール株式会社と称す。
昭和45年11月
秋田県能代市に秋田工場を建設。
昭和52年12月
新工場(1,900㎡)を建設し、コルゲートマシン運転開始。
昭和55年8月
水沢工業団地に新工場を建設、運転を開始する。
昭和57年8月
水沢工業団地に日本工業規格表示工場許可される。
第282028号外装用段ボール
第282029号外装用段ボール箱
昭和62年3月
3色フレキソフォルダーグルア運転開始。
平成元年11月
オートスリッター運転開始。
平成2年6月
自動平盤打抜機更新。
平成5年8月
プリンタースロッター更新。
平成7年8月
コルゲートマシン更新。
平成10年11月
古紙処理システム損紙搬送システム ベーラー導入。
平成11年2月
2面継グルーアーライン OMTG-3000運転開始。
平成11年12月
廃水処理システム更新。
平成14年7月
カッティングプロッター導入。
平成16年5月
プリントダイカッター更新。
平成18年5月
FGR更新。
平成20年3月
自動平盤抜打機更新。
平成20年4月
水沢工業団地を本社工場としてISO9001:2000認証登録。
平成20年10月
JIS抹消(法改正によりJISZ1506/JISZ1516失効)。
平成21年3月
全自動製糊装置導入。
平成21年12月
JISマーク表示制度 JISZ1506:2003 認証登録。
JISマーク表示制度 JISZ1516:2003 認証登録。
平成24年9月
貼合 IEM-01(データリンク可)新設。
平成26年9月
製品搬送用AGV導入
平成26年11月
梅谷EQOS 3色機運転開始。
平成27年9月
三浦工業製ボイラー導入。
平成28年7月
秋田工場 梅谷EQOS 3色機運転開始。
平成29年3月
日本紙工機械グループ ワンタッチケースグルアー運転開始。
平成30年8月
排水処理装置更新。
令和1年9月
日本製図機工業 サンプルカッターおよびインクジェットプリンター 導入。
令和2年10月
クドー機械開発 大型平版打抜機 導入。
令和3年3月
FSC®-CoC認証取得 FSC®-C163810(本社工場/秋田工場)
現在に至る。